お口全体を一度に治す「 ワンデイインプラント®」

歯を多数失ってしまうと、食事が取りにくくなったり人目が気になったりと、健康上も社会生活上も困難なことが多くなる。一般的には入れ歯を使った治療が主流だが、痛みがあったりガタついたりするなど、噛むという根本的な機能回復に至らないケースも多いのではないだろうか。こうしたお口全体に悩みをもつ人に希望をもたらしてくれるのが、あご全体を一度に治すインプラント治療。この分野で圧倒的な症例を誇る中平先生に、詳しい話をうかがった。

この記事の監修者

名前 中平 宏 Hiroshi Nakahira
プロフィール

愛媛県出身。1981年、中平歯科医院を開業すると同時にインプラント治療へ取り組む。その後、欧州や米国でのインプラント治療を研修し、2002年よりあご全体の一体型人工歯をインプラントで固定する治療法に取り掛かる。その治療法の特徴から「ワンデイインプラント®」と名づけ、2007年には商標を登録。現在では1,000顎症例を超える。2006年より現院長に就任。

日本顎顔面インプラント学会/ 日本口腔インプラント学会/ 日本顎咬合学会/ 日本アンチエイジング歯科学会

先生が登録商標を取られた「ワンデイインプラント®」とは、どのような治療方法なのでしょう。

あご全体の歯をひとまとまりの人工歯と捉え、数本のインプラント体によって固定する方法です。いわば、総入れ歯をインプラント体であごの骨に固定する、と考えると想像しやすいでしょう。全ての歯を失った方や、ほんの数本しか残っていない患者さんに向いています。

従来のインプラント治療は、失った歯を1本1本補う、という治療方法でした。そのため、失った歯の本数に応じたインプラント体が必要でした。これではお口全体を治療する場合、期間も費用も大がかりなものになりますよね。ワンデイインプラント®は、そのデメリットを解消する治療法です。片あごにつき4~6本のインプラント体をバランスよく、できるだけシンメトリー(左右対称)に埋めます。それによって噛む力をあご全体に分散して受け止めることができるのです。インプラント体はやがてあごの骨と強固に結合するため、安定して噛むことができ、違和感なく使用することができます。

また、他の歯科医院で「骨が薄いためインプラント手術は難しい」と言われた患者さんでも、対応できる可能性が大いにあります。その理由は、CTによる断層撮影画像とコンピューターシミュレーションを併用し、入念な診査・診断をおこなうことで、骨質のよい部分を選んで埋入できることと、それに適したインプラント体の材質やサイズの改良、そして外科手術の技術の向上があるからです。また患者さんによっては、インプラントの埋入手術と同時に、あごの骨を増生する処置をおこなう場合もあります。

ワンデイインプラント®は、「手術当日からきれいな固定式の歯になる」ことで治療中の患者さんのストレスを軽減し、「治療後はしっかり違和感なく噛めるようになる」という明確なゴールへ導く治療法です。お口全体に悩みを抱えている方にはぜひ知っていただきたいですね。

あご全体の手術となると、不安を感じる患者さんも多いのではないでしょうか。

インプラント治療は外科手術が必要ですから、不安や恐怖心をもつ方も当然いらっしゃいます。しかし万全に準備を整えておけば、安全に行える手術です。ワンデイインプラント®はより高い技術が必要な治療ですが、当院では次のような点に留意して安全に手術をおこなっています。

1つ目は、手術の前に事前検査を入念におこないます。患者さんの体が外科手術に耐えられる健康状態かどうかを確認し、必要に応じて内科医とも連携します。

2つ目は、歯科麻酔専門医の立ち会いの下、静脈内鎮静という処置をおこなって「半分眠ったような状態」で手術をおこないます。この処置をおこなうと手術に対する不安や恐怖心がなくなり、リラックスして手術を受けることができます。

3つ目は、スタッフ全員の技術向上のための研鑽です。これは多くの経験を積むことで培われます。当院の場合、インプラント治療専門院としてさまざまな症例を経験することができています。また、他の歯科医院や大学病院などから、難しい症例も数多く紹介していただいており、それらすべてを無事に治療終了させてきたこともまた私たちの貴重な経験に繋がっていると思います。

さらに、手術環境の整備、器具類の衛生管理なども徹底しています。また患者さんには安心して治療を受けていただけるよう、コミュニケーションも大切にしています。インプラント治療はまず安全におこなうこと、これが一番に大切であると私たちは考えます。

治療を受けた患者の反応はいかがですか。

手術の感想を聞くと、「あっという間に終わった」「楽だった」という感想がほとんどです。これは静脈内鎮静でウトウトしている間に手術が終わったためです。その後仮歯で生活する期間に、「ほほの内側や舌をかむようになってしまった」「サ行やタ行が発音しづらい」とおっしゃる方も中にはいます。これは特に入れ歯を使った独特の話し方に慣れていた方に多いようです。このような場合には、お口やほほの運動の仕方など、リハビリの方法をご説明しています。新しい固定式の歯に馴染んでいただくと、この問題は必ず解消します。

約半年の仮歯の期間を過ごしていただき、固定式の歯に馴染んだ後で、本歯を製作しインプラントに固定します。こうして治療を終了すると、患者さんは一様に変わります。「食事に困らなくなった」「何でも噛める」ということだけではありません。表情が生き生きとし、明るくおしゃれになります。特に、目の輝きが全く違ってきます。メンテナンスにいらっしゃるたびに、私たちはその変化を実感します。これは、固定式のきれいな歯になったことで患者さんのQOL(生活の質)が高まったことの表れだと思います。自信を持ち、健康的で前向きになられた姿を拝見すると、私たちまで嬉しい気持ちにな
ります。

多くの歯を失ったり合わない入れ歯に悩まされたりしている人はまだまだ大勢いらっしゃると思います。ワンデイインプラント®でその悩みを解消し、これからの人生の楽しみを手に入れていただきたいと思います。

ワンデイインプラント® 3 つの特徴

特徴①すべての歯がそろう

あご全体に美しい歯がそろい、自信をもって人前に出られる。

 

特徴②その日から歯が入る

手術当日に固定式の歯になり、1日で歯の悩みから解放される。

 

特徴③快適で充実した毎日

治療終了後は、食事も会話も自由に楽しめる。

【監修医院紹介】医療法人財団 興学会

医院名 東京銀座歯科 東京銀座インプラントセンター
住所

〒104-0028 東京都中央区銀座1-7-6 銀座河合ビル8F

TEL 03-3562-7877
アクセス  東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅より徒歩0分
URL http://www.tg-ic.com